Yotsugiasunaro Orthopedic Clinic
Yotsugiasunaro Orthopedic Clinic
Nov 30, 2020
【テレワークが原因?乱れた自律神経を整えるには?】 みなさんこんにちは! 最近テレワークや、いつもと違う働き方で疲れていませんか? でもその疲れは、単純に業務量が多いというだけでなく、自律神経の乱れからきているかもしれません。 自律神経が乱れてくると以下の不調を感じます。 〇全身に現れる不調:眠れない、だるい、ほてり、疲れがとれない。 〇身体の器官に現れる不調:頭痛、耳鳴り、めまい、口の渇き、動悸、便秘や下痢、生理不順、手足の冷えやしびれなど 〇心に現れる不調:情緒不安定、集中できない、イライラ、不安など。うつの症状が現れる場合も。 いかがでしょう?大なり小なり当てはまりませんか? コロナや季節の変わり目の影響で周りの環境は目まぐるしく変化しています。 その影響だけではないですが、自律神経が乱れる原因は「ストレス」です。 生活習慣や心の在り方など自律神経を整える方法はたくさんありますが、今回は「食事」から整える方法をご紹介します。 交感神経と副交感神経を調節するのに重要な物質が「セロトニン」です。 セロトニンとは、精神を安定させる働きがあり、別名「幸せホルモン」とも呼ばれています。 セロトニンを体内で生成するために以下の栄養素が必要になってきます。 [トリプトファン] 体内で合成することができない必須アミノ酸。脳に運ばれるとセロトニンを生成します。 ・多く含まれる食材:牛乳・ヨーグルト・チーズなどの乳製品、豆腐・納豆・味噌などの大豆製品、卵、赤身の魚、ナッツ類、アボカド、バナナ、ごまなど [ビタミンB6] セロトニンを体内で合成する時に必要な栄養素です。 ・多く含まれる食材:バナナ、さつまいも、玄米、まぐろ・かつおなどの赤身の魚など [炭水化物] トリプトファンからセロトニンを生成するために必要な栄養素。脳のエネルギー源になります。 ・多く含まれる食材:白米、イモ類、バナナ、砂糖など これらの食材を普段から上手く摂り入れていくことでセロトニンの分泌が活性化されます。 バナナはセロトニンの生成を助けてくれる栄養素をすべて含んでいるので、普段から摂り入れていきたい食材ですね。 そのほか、日光を浴びる事でもセロトニンが分泌されます。朝起きたらカーテンを浴びて日光を浴びたり、ウォーキングやジョギングなど一定のリズムを刻む運動もセロトニンを増やすのに役立つと言われています。 ストレスの緩和には「ビタミンC」がオススメです。ビタミンCは、キウイフルーツやレモン、グレープフルーツなどの果物や、ブロッコリーやゴーヤなどの緑黄色野菜に多く含まれています。 ほかには、イライラを抑えて眠りやすくしてくれる「カルシウム」「マグネシウム」が挙げられます。 カルシウムは牛乳・乳製品、小松菜、小魚など。 マグネシウムはアーモンド、納豆、豆腐、海藻など。 自律神経はさまざまなことが影響して乱れてしまいます。自分に合うやり方を試して、健やかな生活を目指していきましょう!