Yotsugiasunaro Orthopedic Clinic
Yotsugiasunaro Orthopedic Clinic
Jan 10, 2021
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育成年代に多い膝の痛み~オスグッドって?~ part1原因編  オスグッドとは膝の前面に痛みを感じ、症状が強いと膝の骨が変形してより強い炎症を起こしてしまう小・中学生に多い骨端症という怪我の名前でこのあたりに痛みを生じます!  この怪我のほとんどはスポーツをしている男子に多く痛みが強いと長期間競技を休む必要があるため厄介なものになります。 さらに打撲などとは違いほったらかしにしておけば治るというものではなく、一時的に炎症が収まり痛みが引いてもまた競技を始めれば同じ痛みに悩まされることになります。  しかし長引いてしまうこの怪我にも痛みの出る原因がいくつかあります。 Part1では代表的な原因とそのテスト法の3つを説明いたします! 痛みが無くても紹介するテストを実施してみて当てはまるようならPart2でご紹介する対策もチェックしてみてください! ①痛みの出る脚前面の筋肉の硬さ オスグッドは成長期の骨の成長に筋肉の柔軟性が間に合わず、筋肉の付着部分で炎症を起こしてしまいます。 自分の脚の硬さを確認するテスト法として代表的な物はトーマステストといい、うつ伏せで膝を曲げた時に踵がお尻に触れない、ついても下の写真のようにお尻が浮いてしまう場合は柔軟性がない証拠です! ②膝関節、股関節のクッション 実はこの怪我、バスケットボールやサッカー、バレーなどジャンプやダッシュを繰り返す競技で多く発生します。その衝撃の繰り返しで関節に負担がかかり発症するため、膝、股関節のクッションを上手く使わなければなりません。 このクッションを確認するためにはスクワットを上手くできるかが大切になります。足首、膝、股関節、背中の関節の柔軟性と支える筋力のバランスが正常であれば上手にしゃがめますが、途中で後ろに尻もちをつく、背中が丸まる、踵が付かないなどフォームの崩れがあればクッションを上手く使えていないかもしれません! ③足底のバランス感覚 競技中も日常生活も地面と接地しているのは足の裏のみです。 足底のバランス感覚が悪いと膝や股関節の不安定性が出て、その積み重ねがいつしか関節の負担に変わってきます。 これは目を閉じて片足立ちをしてみてください、30秒出来なければ足底のバランス感覚が悪くなっているかもしれません! ASFITあすなろ整骨院では肩こりや腰痛だけでなく、「痛みがあり部活動に復帰できない」「趣味のスポーツを全力で出来ない」などでお困りの方も治療してきました。成長期特有の怪我の悩み、急性の捻挫などスポーツ障害もお任せください! Part1では3つの代表的な原因とテスト法をご説明しました。怪我の原因も十人十色なのでこのほか様々な事が考えられます Part2では原因に対する対策をご説明させて頂きます!