Iyashi Massage Acupuncture
Iyashi Massage Acupuncture
Jun 19, 2021
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おはようございます。今日は雨ですね、外出する際は足元に気をつけて下さいね。 今日は、腰部脊柱管狭窄症のお話です。 テレビでもよく取り上げられる病気なので、ヘルニア位メジャーな病気なんじゃないかと思います。 脊柱管というのは、背骨が連なってできたトンネル状の管の事で、管の中には脊髄神経が収められています。背骨の変形やヘルニアが原因で管が狭くなり、神経を圧迫する病気です。 では具体的にどの様な症状なのか ・片方あるいは両方のお尻、太もも、ふくらはぎに鈍い痛みを感じる ・片方あるいは両方の太ももやふくらはぎ、足先に痺れを感じる。 ・片方あるいは両方の太ももやふくらはぎにダルさを感じる。 ・自分で大便や小便を出している感覚が分らなくなる これらの症状を呈します。そして、最も特徴的な症状が【間欠性跛行】と言われる症状です。 間欠性跛行とは・・・10分~20分位歩くと腰やお尻が痛くなったり、足が痺れて歩けなくなる。そして、数分休むとまた歩ける様になる。しかし、しばらく歩くとまた休まないと歩けない。 この状態を繰り返す事を言います。 当院にも病院で脊柱管狭窄症と診断され、間欠性跛行で悩んでる方が来られてます。その方を例に当院ではどの様な施術を行い、どの様な経過か解説していきますね。 その方の最初の症状 ・5分も歩けない ・両方のお尻や太もも、ふくらはぎの鈍い痛み ・片側の足先の痺れ この様な状態で来られました。幸い、病院で検査を受けての来院だったので、身体の状態をチェックし施術に入りました。 この方の場合は、運動習慣をお持ちで、下半身の筋力は保たれていたのが救いでした。(著しい筋力低下を起こしていると、リハビリも必要となり、回復に相当な時間がかかる) 最初の1ヶ月半はあん摩・指圧・マッサージの施術を週に2回行い、歩行のチェックや筋力強化を行いました。徐々に左右の太ももの痛みやふくらはぎの痛みが和らいでいき、歩ける時間も7分、10分、12分と少しずつ延びていきました。(良くなりながらも、この1ヶ月半は痺れが出たり、無くなったり、左側の痛みが強くなったり右の痛みが強くなったり変化が大きかったです) そして1ヶ月半を過ぎた辺りからお灸の施術を開始しました。 お灸がこの方には合っていて、痛みが更に和らぎ歩ける時間、距離も伸びました。御本人も「お灸が良いわー、お灸して欲しい」と仰る様になりました。 【写真に載せているのが当院で使用する灸です。これは、もぐさと云われ、僕が手で丸めてツボにすえていきます。】 ご本人の目標は30分歩く事なので、まだ施術は必要ですが経過が良い事に対しては少し安心しています。引き続き経過を追っていきたいと思います。 当院では、病院での診断結果を基に施術や筋力強化を行っております。現在、腰痛や坐骨神経痛、足の痺れ等でお悩みの方は1度ご相談下さい。個々に応じた施術をさせていただきます。