Natsumi Dental Clinic
Natsumi Dental Clinic
Oct 22, 2020
みなさん、こんにちは。 白井市桜台・千葉ニュータウンの歯科・矯正歯科 なつみ歯科クリニックです。 虫歯治療を終えて、ようやく詰め物や被せ物を装着したのに、頻繁に再発してしまうケースがあります。患者さんにとっても身体的・経済的な負担が大きくなりますし、出来れば避けたいトラブルかと思います。 今回は、そんな「同じ歯がよく虫歯になる理由」について、お話しして行きたいと思います。 【同じ補綴物の精度が悪い】 同じ歯がよく虫歯になる理由として、まず詰め物や被せ物などの補綴物に問題がある可能性が考えられます。 例えば、精密な型取りが行えていないと、出来上がった補綴物が歯質にぴったり適合しないことがあります。あるいは、銀歯などを鋳造する過程で欠陥などが生じ、歯質との間にすき間が生じるなどのゆがみが生まれることもあります。その結果、補綴物と歯質との間に虫歯菌が入り込み、繰り返し再感染を引き起こすのです。 【補綴物がしっかり装着されていない】 精度の高い詰め物や被せ物を作ったとしても、歯に接着する段階で不手際があると、再感染の原因となるような隙間が生じることがあります。ただ、接着操作のミスで繰り返し再感染を引き起こすケースは、非常に稀であるといえます。 【清掃状態が改善されていない】 虫歯治療を施した歯というのは、そもそも不潔になりやすい状態であったと推測出来ます。磨き残しが多く、虫歯菌が繁殖しやすい環境にあったのかも知れません。そうした不十分なケアを継続してしまうと、再び感染を引き起こしやすくなります。これは「同じ歯がよく虫歯になる」原因としては、比較的多いといえます。 【虫歯の再発を防ぐために出来ること】 ◆補綴物に原因がある場合 補綴物の不良が原因で虫歯の再発が繰り返される場合は、治療をお願いする先生を変更してもらうというのもひとつの解決策です。1度や2度であれば虫歯の再発も起こり得ますが、それ以上繰り返される場合は、担当した先生の技術に問題があると考えられます。しっかりとした技術を習得した先生であれば、それほどミスが続くことはありません。 ◆オーラルケアに問題がある場合 歯磨きが不十分で繰り返し虫歯になってしまう場合は、歯科医院でブラッシング指導を受けましょう。磨き残しが多い歯というのは、正しくブラッシングするのにそれなりのコツや知識が必要となります。歯磨きのプロフェッショナルである歯科衛生士に、その方法を提案してもらうことをお勧めします。 ◆なつみ歯科クリニック (住所)千葉県白井市桜台2-7-1 (TEL)047-498-0808 (URL)https://www.natsumi-dental.com/