Shinkoiwaasunaro Orthopedic Clinic
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Apr 16, 2021
膝蓋下脂肪体炎について こんにちは!アスフィット新小岩店です! 今回の記事では長引く膝痛の原因にもなりかねない、しかも見逃されがちな膝蓋下脂肪体炎(しつがいかしぼうたいえん)についてご紹介していきたいと思います。 とはいえ、膝蓋下脂肪体ってご存じですか? 膝蓋下脂肪体って聞くと「?」ってなる方も多いと思います。 脂肪ってなると少し余分なものじゃないかなって思いますよね… でも、実は膝の運動の中で非常に大切な組織になっているんです! 膝関節には筋肉や半月板、関節包や靱帯などたくさんの組織がありますが、 膝関節のなかでも特に痛みを感じやすい組織が膝蓋下脂肪体になります。 下の図にもあるように 膝の前側にある膝蓋骨(膝のお皿)・膝蓋靱帯(筋肉と骨を繋ぐ組織)と 後ろ側にある大腿骨(太ももの骨)・脛骨(すねの骨)の間にあって、 特に曲げ伸ばしの運動の中で粘土のように形を変えながら移動することによってクッションの役割をしてくれます。 そして、膝蓋下脂肪体炎はその脂肪組織の炎症で、骨格の位置が良くなかったり、筋肉が上手く働かないことによって摩擦が繰り返し加わることで、お皿の内側や外側、そして下側に痛みが出現します。意外と見つかりにくい病態で長引きやすい炎症なので的確な治療と動作の改善が必要になってきます。 一時的な改善でしたら太ももの前側や膝蓋下脂肪体のマッサージでもよいのですが 長期的な改善を考えるとどうして膝蓋下脂肪体に炎症が起こるかを考えていかなければなりません。 そこで当店では、姿勢や動作の分析をしたあとに 症状に合わせて治療やトレーニング(姿勢や動作の改善)を行っていきます! 痛みの出やすい動きや時間帯など詳しくお聞きしますので、痛みの原因を一緒に探していきましょう! 単なる膝の痛みや不調でも油断せずに何でも相談してくださいね♪ 平日は22時まで診療しております(水曜休診)
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