Iriyaasunaro Orthopedic Clinic
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May 10, 2021
幼小児に特有の肘内障について 今日は2~4歳の幼小児に特有の肘内障についてご紹介していきたいと思います! ところで肘内障ってご存知ですか? 子供の手を引っ張ったときや布団の上で腕を身体の下にして寝転がっていた時に急に泣き出したなんてことありませんか? 実は幼小児に特有の障害で「肘引っ張り症候群」と別称されます。 専門的な説明をすると、橈骨輪状靭帯と呼ばれる肘関節を作っている靭帯から橈骨と呼ばれる肘の骨が亜脱臼してしまう状態になります。 意外と少なくない障害なので経験されたことのある方も多いのではないでしょうか? 主な症状としては ・手のひらを上に向けれない ・バンザイができない ・肘の外側が痛い ・なかなか腕を動かそうとしない このような症状があげられます。 幼小児の特有の障害なので、肘内障の可能性が高いですが気を付けなければいけないのは、皮膚に腫れや赤みがあったときです。通常であれば肘内障は皮膚に腫れや赤みはないのですが、そのような状態のときは軟骨の損傷や骨端線の離開を疑わなければなりません。 また、痛みを避ける姿勢が鎖骨の骨折とほとんど同じなので、鑑別が必要になってきます。 もしも、急にこのような症状がありましたら専門家に受診することをオススメします。 ASFiTあすなろ整骨院でも国家資格を持った柔道整復師が在住しているのでお気軽にご相談ください♪ #肘内障#子供#肘引っ張り症候群#ジュニア#アスリート#親子#スポーツ#公園#遊び#入谷#整体#施術#鶯谷#怪我#骨折#脱臼