東葛身体均整院
東葛身体均整院
Jan 24, 2020
とうきん便り【調整日誌】② 「胃の痛みと下痢、頭から腰までの痛み」を訴えていらっしゃった50代の女性 お話を聞いてみると大変ストレスの多い数週間を過ごされたご様子。 お体のお疲れもさることながら、胃腸が活発に働きすぎての状態の乱れがお背中にもありありと出ていました。 これまでにも胃の調子を崩すことがよくあり、胃もたれ、胃潰瘍、胃下垂などもあるということでした。 念のため、動作分析してみると左側屈の制限が強い、つまり右側屈がやりやすい。12種体型のF4(フォーム4)となります。 F3、F4は左右型ですが消化器型とも呼ばれ、体質的に消化器に変調をきたしやすいのです。 12種体型調整を関係する背骨から調整するのも良いのですが、疲れがかなりお強いご様子なので、じっくりと自律神経の調整をすることに。 おなかと目をまずは整えてから、体幹軸を整えます。その後、スポンデロテラピー(脊髄神経反射療法)で自律神経を整え、胃の緊張を抑制。 終えてみるとスッキリしたご様子。背中の乱れもかなり整いました。 2週間ほど間をあけて再度いらっしゃり、経過を聞いてみると下痢はあの後、すっかり止まったとのこと。胃の方はずいぶんと楽になったが多少の不安はあるとのことで、お背中を観察し、まだ乱れが残っていたので調整。 その後は胃の調子も落ち着いているご様子。 胃腸、肝臓といった消化器はストレスに対して反応を起こしやすい臓器です。 今回は自覚症状としても出ていましたが、自覚しないまでも臓器がお疲れ状態になっていることもあります。 普段の食生活では腹8分目を心掛けたり、一時期、流行したプチ断食といったことを定期的に取り入れるなど、疲れた臓器を休ませてあげるのもオススメです。 最後まで読んでくださり、ありがとうございます。何か皆様のご参考になれば幸いです。 ※この記事を気に入っていただけたら、「いいね」していただいたり、ご家族やお友達にも紹介してあげてください。