TEL Clothes Mountain Kenkouin Temple (Ennouji Temple)
TEL Clothes Mountain Kenkouin Temple (Ennouji Temple)
Jan 25, 2020
【初七日~六七日(満中陰・四十九日を迎えるまで)】 http://ennouji.site/2020/01/25/%e5%88%9d%e4%b8%83%e6%97%a5%ef%bd%9e%e5%85%ad%e4%b8%83%e6%97%a5%e3%80%807day%ef%bd%9e67day/ 初七日から七日毎の追善供養 日本の仏教には中国から伝わった、死者を弔い祖先を大切にするという日本の良き伝統習慣が色濃く残っています。 死者は七日ごとにあの世で裁きを受け、この旅の最後に来世の生まれ変わり先が決まると考えられています。インドにおいては、四十九日の期間を過ぎると輪廻転生して、生まれ変わると考えていました。七日ごとの裁判の日に法要を行うのは、故人の罪を消して裁判で良い結果を得るためだと考えられています。 よく初七日とか、三十五日、四十九日といいますが、この期間は残された遺族が亡き人への想いを深め「故人よ幸福に」と願い、また、惜別の寂しさを少しずつ和らげていくための大切な期間で、七日ごとに法要することになっています。 初七日の法要は、葬儀に一区切りつけるという意味でも重要で、最近では葬儀の日に行われることも多くなりました。 二七日、三七日、四七日、六七日は身内だけですませることが多いですが、五七日(三十五日)、七七日(四十九日)には親族が集まって法要を行います。 身近な大切な方がお亡くなりになって悲しみの中、通夜、葬儀とバタバタと時間が過ぎてゆきます。だからこそ時間をかけて向かい合いお別れをするのがこの七日毎の法要であると考えるのです。 ですから圓應寺では、どんなに小さなお葬儀でも「供養」の部分はなるだけ簡略化せずに執り行います。事情により七日毎に身近な故人の死に向き合うべくお集まりできない場合でもきちんと四十九日間は毎朝本堂でご回向をさせていただいています。 どうぞ、ご希望がございましたらご相談くださいませ。ご一緒に大切な方を精いっぱいのご供養をして、残った私たちにとってこの別れを正しく理解して、惜別の寂しさを少しずつ和らげ、「生きていく」ことに対してこれが一つの糧となるように心をととのえて参りましょう。 お問合せ先 092-761-1454 圓應寺