Furniture & Living SASAOKA

世界の絨毯

【ギャッベ】
高級なペルシャ絨毯の原点で、シラーズ州の部族によって織られた手織り絨毯。
壮大な自然に育まれた草木で染められ、まるでアートのようなモチーフには、
願いが込められており、1 枚1 枚に遊牧民の生活が息づいています。
〈モチーフ〉
人生の節目に、身の周りの景色や動植物をモチーフに、「生きる願い」、
「夢」や「家族へのメッセージ」を込めて、織り込んでいきます。
〈草木染め〉
化学染料で染めた糸と異なり、時間をかけて染めた色は、自然のものからしか作り出せない
鮮やかさと深みがあります。

〈パイル〉
遊牧民がテントなどの床に敷いて、土から身を守るために使われてきたため、目が粗く、
毛足が長いことが特徴。足で踏んだときの触り心地が良く、それでいて抜け毛は少なく
快適に過ごせます。
〈ウール〉
遊牧生活を共に送る羊から取られた手紡ぎの100%ウール。
空気中にある水分を吸収し毛の中の水分量を一定に保つため、夏でも快適です。




【ペルシャ絨毯】
イランで昔から織られている、手織り絨毯の総称。
遥か4 0 0 0 年の歴史を紡ぐペルシャ絨毯は、西洋のみならず、
シルクロードを通じて東洋の文化形成にも影響を及ぼした、究極の芸術品です。

〈文様〉
イスラム教は自然界の模倣を禁じているため、その影響下で生み出されたのが、
直線的で複雑な幾何学文様と、さまざまなモチーフによる曲線模様なのです。
〈ノット(結び)〉
トルコ結びとペルシャ結びがあります。トルコ結びは規則正しく、直線文様や
鋭角的な文様に向いており、ペルシャ結びは流れるような曲線文様に適して
いるといわれています。
〈パイル〉
パイルを短くして文様をくっきりとかび上がらせるために、織りは細かく、
縦糸・横糸の密度も高くしなければなりません。
手織り絨毯は、薄くて精緻でベース地は硬めの方が高価になります。

〈縦糸・横糸〉
強度・耐久性に最も影響を及ぼします。
横糸は、2 本を用いるダブル・ウェフトと、1 本だけのシングル・ウェフトに分かれます。
縦糸は、非常に堅牢で耐久性に富むルール・バフト、絨毯が薄く仕上がるタフト・バフト、
中間的な構造のニム・ルール・バフトに分類されます。
〈織り機〉
織り機には、水平型と賢型があります。
水平型は、織り子が出来上がった部分に乗って織り続けるもので、主に遊牧民が用います。
賢型には、絨毯の位置が固定され織り子が移動するタイプ、
織り子が同じ位置で織るタイプがあり、現在は大部分の産地で後者が使われています。

〈湿度〉
ペルシャ絨毯は、外気の温度に左右されにくく、いつでも常温(約14 〜18℃)を保つので、
夏はひんやりと、冬は温かく感じられます。1 年中敷いておける芸術性と実用性の高い、
少しだけ贅沢な生活用品なのです。


ご覧頂きたい場合は希望の絨毯のタイプを事前にご連絡を頂ければ、数点商品をご用意させて頂きます。
【お問い合わせ】家具のささおか
高知県須崎市緑町9-22
【電話番号】0889-42-0336
【メール】info@kagunosasaoka.net
【HP】http://kagunosasaoka.net/
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