【2022年版】有馬温泉でおすすめの観光スポット7選 | 東武トップツアーズ

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【2022年版】有馬温泉でおすすめの観光スポット7選

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日本三古泉のひとつとして知られ、古来より多くの人々を魅了してきた関西の奥座敷「有馬温泉」。治癒や美容に効果的と言われる温泉はもちろん、自然豊かな景観やレトロな温泉街なども人気のポイントです。今回はそんな有馬温泉の特徴やアクセス方法などをまとめてみました。周辺のおすすめ観光スポットも厳選してご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。次の休みには有馬温泉で日頃の疲れを癒しましょう!

目次

有馬温泉の魅力と周辺の特徴

有馬温泉は、兵庫県神戸市の有馬町にある日本三古泉のひとつです。人が掘るより前に自然に湧き出た温泉のためその歴史は古く、清少納言が「枕草子」のなかで記しているほど。有馬の地とゆかりのある豊臣秀吉も、この温泉を愛していたと伝えられています。古くから人々を魅了する理由は、その泉質の良さ。有馬温泉は「単純性温泉」「二酸化炭素泉」「炭酸水素塩泉」「塩化物泉」「硫酸塩泉」「含鉄泉」「放射能泉」の7つの療養泉の成分が含まれた世界的にも珍しい温泉で、治癒や手術後のリハビリテーションに適しています。泉質は、鉄分と塩分を含む褐色の「金泉」と無色透明の「銀泉」の異なる2種から成っているのが特徴。2ヶ所ある公共の外湯(「有馬温泉 金の湯」「有馬温泉 銀の湯」)ではそれぞれの温泉を楽しめ、特に炭酸泉やラドン泉を含む「銀泉」は、肌がツルツルになると女性に人気です。

また、有馬温泉といえば「有馬の芸妓さん」も魅力のひとつ。かつて「湯女」と呼ばれる有馬温泉を訪れる客人のもてなしをしていた女性達がルーツとなっており、現在でも周辺の旅館でお座敷遊びを体験できたり、さくらまつりや夏祭りなどの行事では芸妓さんの舞い踊りを見たりすることができますよ。

六甲山地の麓に位置する有馬の温泉街周辺には、有馬四十八滝や紅葉谷といった景勝地や、紅葉の名所として知られる瑞宝寺公園などの観光スポットが点在し、温泉と観光をしっかり満喫できるのが特徴です。

有馬温泉周辺の基本情報

有馬温泉が位置するのは、六甲山地北側の麓の標高約350~500mの場所。神戸市内から約30分で行ける距離にありますが、瀬戸内海国立公園の指定区域に隣接する有馬温泉街は自然に恵まれており、周辺には桜の名所の「愛宕山公園」や、紅葉の名所の「瑞宝寺公園」、「紅葉谷」など数多くの観光名所が存在します。

避暑地といわれる有馬温泉周辺の気候は、年間を通じて比較的穏やか。神戸市は瀬戸内海式気候に属するので、1年を通じて晴天が多く降水量も少ない温暖な気候です。ただし、有馬温泉は市内よりも標高が高いので、平均して2~3℃程気温が低くなります。真夏に35℃を超す日は数日程度で、真冬の積雪も年に2回程。年間を通して過ごしやすく、4月上旬には桜が、11月上旬には紅葉が見頃を迎え、オールシーズン観光に適しているといえるでしょう。

また、こんこんと湧き出る炭酸水に着目して作られた「炭酸せんべい」をはじめ、有馬ならではの特産品も注目しておきたいポイント。温泉街の土産物屋では、室町時代から続く製法の佃煮「松茸昆布」や豊臣秀吉の妻・ねねに有馬土産として贈られたといわれる「有馬籠」など、有馬の長い歴史のなかで育まれた伝統品に触れることができます。

有馬温泉までのアクセス

有馬温泉の最寄り駅は、神戸電鉄有馬線の有馬温泉駅です。県外から訪れる場合は飛行機や新幹線で大阪や神戸に行き、そこからバスや電車などを利用してこの駅を目的地とします。また、大阪や京都からは有馬温泉行きの高速バスも運行しているので、選択肢のひとつになるでしょう。ここではそれぞれの行き方や所要時間についてご紹介します。

飛行機で行く場合

有馬温泉は全国から多くの旅行客が訪れる人気の温泉地ですが、ここでは、東京から飛行機、新幹線、車で行く方法をそれぞれ紹介します。ぜひアクセス方法を比較してどの方法が1番良いか検討してみてくださいね。

東京から有馬温泉に行く場合は、羽田空港から伊丹空港(正式名称:大阪国際空港)か、もしくは神戸空港行きの飛行機に乗るのが一般的です。それぞれの所要時間と料金は以下のとおりです。

【伊丹空港】
・所要時間:約1時間5分
・料金:8,000円~27,000円程度
※搭乗するシーズンや座席、予約する時期により異なります。

伊丹空港に到着後は、阪急バスに乗り有馬温泉へ向かいましょう。所要時間は約30分、料金は900円です。座席は全席指定制でチケットの予約が必要になります。

【神戸空港】
・所要時間:約1時間15分 ・料金:7,000円~28,000円程度 ※搭乗するシーズンや座席、予約する時期により異なります

神戸空港から有馬温泉までの所要時間は1時間~1時間30分ほど。ポートライナーで三宮に行き、そこから電車またはバスで移動となります。

新幹線で行く場合

東京から有馬温泉まで新幹線で行く場合は、東京駅から「のぞみ」または「ひかり」に乗車し、新大阪駅か新神戸駅まで向かいます。乗車する便によって前後しますが、新大阪駅までの「のぞみ」の所要時間は約2時間30分。新神戸駅までだと所要時間は約2時間40分~50分です。「ひかり」の場合は、新大阪駅までが約3時間、新神戸駅までが約3時間10分です。

料金は、「のぞみ」の指定席利用で新大阪駅までが14,940円、新神戸駅まで15,380円です。「ひかり」の指定席なら新大阪駅までが14,620円、新神戸駅であれば14,950円で行くことが出来ます。自由席は共に新大阪駅までが13,870 円、新神戸駅が14,420円です。前もって旅行の日程が決まっている方は、「EX早特21」を活用すればお得に新神戸までいくことができるので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。

新大阪駅や新神戸駅からは、電車もしくはバスを使って有馬温泉を目指しますが、乗り換えがある電車よりも、バスで向かうのがおすすめです。新大阪駅からは「阪急高速バス」で約50分、運賃は1,250円です。新神戸からは「JR高速バス 有馬エクスプレス号」に乗って約45分で有馬温泉に到着します。料金は780円で、新大阪駅から向かうよりも470円安く行くことができます。新幹線の新大阪駅~新神戸駅の所要時間が約12分、料金差が「のぞみ」の指定席で440円差なので、どちらにするかは、有馬温泉以外の目的地や交通機関の時間帯で決めても良さそうです。

高速バスを利用して行く場合

東京から有馬温泉まで直通の高速バスはなく、大阪で一度乗り換える必要があります。乗り場は東京駅や新宿、秋葉原、町田など。まずは大阪梅田まで行き、そこから一度バスに乗り換えて、有馬温泉まで向かうプランが一般的です。所要時間は約10時間、料金は乗車する時期により異なりますが、4,000円~8,000円ほど。高速バスの魅力はなんといってもその安さですよね。ただし、移動時間が約10時間と長い上に一度乗り換えもしなればならないので、快適さを求める方にはあまり向いていないかもしれません。

有馬温泉のおすすめ観光スポット7選!

豊臣秀吉にちなんだ「太閣橋」や「ねね橋」、定番フォトスポットの「ゆけむり広場」、レトロな「有馬商店街」など、有馬温泉の周辺には魅力的な観光スポットがたくさんあります。今回はそんな観光スポットのなかから、有馬温泉に行った際に訪れてほしい7つのスポットを紹介します。

鼓ヶ滝公園

「鼓ヶ滝(つづみがたき)公園」は「有馬六景」のひとつとして知られ、この地を訪れるならぜひとも訪れてほしいスポット。温泉街から少し離れた場所にある森の中の自然公園です。敷地内には高さ約8mの滝があり、岩と滝の間の空洞に落水の音がポンッポンッ!と鼓を打つようにこだますることからその名がつけられたと言われています。

緑豊かな自然のなかをサラサラと心地良く流れる川の音を聞きながらウォーキングすれば、気分はリフレッシュ!温泉に入る前の軽い運動にももってこいです。春には桜、秋には紅葉と季節ごとの景色が楽しめるだけでなく、初夏の夕暮れ時には蛍の光を見ることもできますよ。

切手文化博物館

(c)一般財団法人神戸観光局

1871年(明治4年)の郵便創業時に発行された「手彫切手」や日本で最初の切手の「龍文切手」をはじめ、数々の貴重な切手コレクションを所蔵する切手の常設博物館。140年もの間に発行された普通切手・記念切手を発行年代順に展示しており、切手の奥深さを知ることができるスポットです。

館内には明治時代に実際に使用されていた道具や郵便局の時計など、郵便に関わる様々な品も展示されています。建物は江戸時代に建てられたものを移築して利用しているため、随所に歴史の趣が感じられるのも魅力のひとつ。ミュージアムショップでは使用済み切手を使ったキーホルダーや時計など、ユニークなお土産を購入することができるので、旅の記念におひとついかがでしょう?

有馬玩具博物館

(c)一般財団法人神戸観光局

ドイツのマイスターによる伝統的なおもちゃやブリキのおもちゃなど、約4,000点にものぼる国内外のおもちゃコレクションを所蔵する「有馬玩具博物館」。子どもはもちろん、おもちゃの歴史や仕組みなどが分かるので大人も十分に楽しめます。3~6階の展示室ではテーマごとにコレクションを展示しており、なかでも色々なからくりを使った「オートマタ」やジオラマを走るドイツ・メルクリン社の鉄道模型などは必見です!定期的に展示会やワークショップなどが開かれ、夏休み期間にはアトリエで工作教室も開催。電動糸ノコを使った本格的な体験もできるので、子どもに忘れられない体験をさせてあげたいという方はぜひチェックしてみてください。

六甲有馬ロープウェー

六甲山頂駅と有馬温泉駅を結ぶ「六甲有馬ロープウェー」では、約12分かけてゆったりと六甲山の絶景を楽しむことができます。全面ガラス張りのゴンドラから眺める雄大な景色は迫力満点で、ちょっぴりスリルも味わえますよ。

天気が良い日には遠く小豆島まで見渡すこともでき、ダイナミックな自然の美しさを感じられるでしょう。また、六甲山頂駅から徒歩1~3分圏内には日本最大級のアスレチックパークの「六甲山アスレチックパーク GREENIA」や、展望台やイングリッシュガーデンのほかカフェなども併設する「六甲ガーデンテラス」があり、1日かけて遊べます。

芸妓カフェ 一糸

(c)一般財団法人神戸観光局

2005年にオープンした「芸妓カフェ 一糸」は、有馬芸妓の舞いやお座敷遊びを体験できる兵庫県で唯一のカフェバー。「気になるけれども、一般人には敷居が高い」と思われがちな芸妓文化に気軽に触れられるスポットです。不定期の「踊り営業」では、ドリンクを頼むと現役の芸妓さんによる踊りを間近で観ることができます。

また、通常の「カフェ営業」でも現役の芸妓さんが接客してくれるだけでなく、実際に太鼓や鼓に触れてみたり、かんざしやカツラなどの品々を見たりと他ではなかなかできない体験ができ、女子旅や一人旅の観光客にも人気があるのだそう。もちろん、芸妓さんとのツーショット写真も撮影できますよ。有馬の伝統を気軽に体験するならイチオシのスポットです。

有馬山温泉禅寺

通称「温泉寺」と呼ばれるこちらは、高僧・行基上人によって724年に建立された寺院。正式名称は「有馬山温泉禅寺」です。現在は黄檗宗の寺院ですが、もとは真言宗の寺院だったのだそう。当時の有馬温泉は以前までの賑わいが衰退しており、「薬師如来が行基上人に復興するようお告げをしたことから整備が始められて今日の基礎を築いた」という伝説が残されています。

お寺には行基上人と、1097年の水害から見事復興させた仁西上人の木像が祀られているほか、波夷羅(はいら)大将立像や黒漆厨子(くろうるしずし)の重要文化財なども多数所蔵。寺院が多い有馬温泉街のなかでも中心的な存在で、寺院巡りをするなら外せないスポットです。荘厳な薬師如来像を拝観して、有馬温泉の歴史に触れてみてはいかがでしょうか。

有馬ます池

(c)一般財団法人神戸観光局

鼓ヶ滝の下流にある「有馬ます池」では、六甲山の清流を利用した釣り堀で子マス釣り体験ができます。ニジマスは食欲が強く、釣り糸を垂らせばすぐに食いついてくるので、釣り初心者の方や小さな子どももチャレンジしやすいですよ。釣り竿などはその場で借りられるため、手ぶらで気軽に訪れることができるのも嬉しいところ。

釣った子マスは園内の「ますの茶屋」で唐揚げにしてもらえるので、釣り上げた魚をその場で食べる楽しみも味わえます。また、園内にはマスとコイにちなんだ縁結びの「鱒ます恋こい神社」があり、恋愛成就のパワースポットとして人気です。気になる人がいる方はぜひ恋の願掛けに訪れてみてはいかが?

まとめ

今回は、治癒や美容に効果的と言われる有馬温泉の特徴やアクセス方法のほか、周辺の観光スポットを厳選して7つご紹介しました。歴史・自然・文化の面で非常に特色あるこの地には、まだまだ魅力的なスポットがたくさんあります。大阪・神戸・京都からはアクセスもしやすく、日帰り入浴を楽しむなど気軽に訪れやすいのも嬉しいところ。「最近少し疲れがたまっているな…」という方は、ぜひ癒しを求めて訪れてみてください!

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この記事を書いた人
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